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産着の基礎知識
お宮参りとは
赤ちゃんの誕生を祝う行事の一つです。その土地の守り神である産土神(うぶすながみ)に赤ちゃんが無事に誕生したことを報告し、健やかな成長を願います。
また、 産土神(うぶすながみ)は氏神様とも呼ばれ、住んでいる土地の人々を守っている神様のことをいいます。
※産土神(うぶすながみ)… 生まれた土地の守り神のこと
※産土参り(うぶすなまいり)… 生まれた土地の守神にお参りすること
01お宮参りの時期
男の子は生後31日目、女の子は33日目というのが一般的な日数で、生後約1ヵ月後頃に行ないます。
ですが、地域によっては時期は様々で、 男の子 30,31,32日目、女の子 31,32,33日目など、前後する日でも行われます。
また、お宮参りはできれば決められた日に行うことが望ましいですが、赤ちゃんやお母さんの体調と相談して良い日を選びましょう。 最近では生後3ヶ月頃までの間で、家族や親戚が揃う日や、大安などのお日柄の良い日を選ばれて行われる方も多いようです。
02着物の柄とその意味
ひとつひとつの柄には意味があり、「赤ちゃんが健やかに成長しますように」
という願いが込められています
最近では変わり柄として宝船、龍、虎、鯉などをあしらった着物もあります。
一般的には黒地のものが主流ですが、紺色、白地、グレー地、緑色なども人気があります。
兜(かぶと)
兜は戦において、頭部を守る大切や役目を果たしました。男の子が成長していくなかで、災厄から身を守ってくれるお守りの意味があります。 また、着物に描かれた豪華な兜は地位や繁栄を表し、男の子が立派に育ち、出世できることを願っているという意味も持ちます。
kimono collection男の子(兜)
兜と鶴
兜に緋扇線菊
兜に宝船
兜に宝船
鷹
鷹は空を高く舞い、地上にいる小さな動物を見つけて捕らえる鳥です。遠くまで見渡す鷹の目には、本質を見抜く、先を見通す眼力に通じ、鋭い爪は一度つかんだ運や幸運を離さないという意味があります。また、鷹狩りは権威の象徴でもあることから、男の子の出世、大成を願う想いも込められています。
kimono collection男の子(鷹)
見返り鷹に宝船
見返り鷹と束ね熨斗
鷹に松と扇面
鷹に松梅
龍
龍が天に昇り、飛翔する姿から「出世」や「飛躍」という意味があるとされています。
また、干支にも登場する龍は、辰年生まれの男の子に縁起が良い柄として選ばれることも多いようです。
kimono collection男の子(龍)
雲龍
雲龍
龍に宝尽し
雲龍
宝尽くし
打出の小槌(うちでのこづち)は「宝尽くし」と呼ばれる柄の一つでもあり、おめでたい柄です。
七福神の大黒様がもっていることでも有名で、欲しい物や願い事を唱えながら振ると様々なものが出てくることから「将来願いが叶い、赤ちゃんが一生モノやお金に困りませんように」という願いが込められています。
kimono collection男の子(宝尽くし)
兜に松と宝尽くし
富士に荒波宝船
見返り鷹に松と宝尽くし
見返り鷹に松と宝尽くし
また、古典的な手毬・御所車・花車・小鼓など、可愛らしく縁起の良い模様も多く、
色味は赤やピンク、薄い黄色などの華やかで可愛らしい色が人気です。
手毬
丸い毬には、「何事も丸く収まりますように」「丸々と健やかに成長しますように」という願いが込められており、子供のすこやかな成長や幸せな人生を表す柄です。 毬は子どものおもちゃであることから守り代わりの意味もあり、子どもの頃だけでなく、成人したとき、結婚したときなど、女性の人生を生涯にわたって守ってくれる魔除けの意味も込められています。
kimono collection女の子(手鞠)
手毬に花薬玉
手毬に花
熨斗に手鞠小桜
雲取金駒刺繍手毬
御所車・花車
御所車・花車は、着物を代表とする柄・吉祥文様の一つとして幅広く使用されています。
御所車は貴族の乗り物として気品ある文様で、この御所車にたくさん花を飾ったのを花車といいます。
気品あふれる御所車とあでやかな花車は、女の子の美しい成長と人々からの祝福を願う意味が込められています。
kimono collection女の子(花車)
花車に手毬と花々
花車・鼓に鈴
花車に片雪輪
花車と手毬
束ね熨斗
熨斗は進物に添える飾りです。お祝いの着物の代表的な柄として有名です。
たくさんの熨斗を束ねた柄は、多くの人々から祝福を受けるよう、そしてその幸せを周りの人と分かち合うようにという意味が込められています。
吉祥模様の代表的な束ね熨斗は、慶事の着物柄としても幅広く使われており、長寿の象徴であることから男の子、女の子のどちらにも使われています。
kimono collection女の子(束ね熨斗)
鼓に束ね熨斗
刺繍束ね熨斗に鼓
ウサギ
昔から、うさぎは月の使いで「ツキを呼ぶ」と信じられてきた縁起の良い動物です。飛び跳ねる姿は跳躍・飛躍を表し、前脚が短く後脚が長いので坂を上るのが速い事から、物事がトントン拍子に進むという意味があります。また、うさぎの長い耳は福を集めると言われています。
干支にもなっている動物なので、うさぎ年の赤ちゃんにも人気がある柄のようです。
kimono collection女の子(ウサギ)
牡丹とウサギ
牡丹とウサギ
03お宮参りの小物
縁起がよいとされる小物を産着につけて、赤ちゃんの健康・成長・幸せを願います
お宮参りの小物は、絶対に用意しなければいけないわけではありません。お宮参りは伝統的な行事ですが、現在は比較的自由な形式でお祝いしてもよいとされています。
また、使用する小物の種類は、地域によってさまざまです。お住いの地域の習わしが分からない場合は、地域の方に聞き事前に調べておきましょう。
ここでは夢館で扱っている小物を3つ取り上げてご紹介します。
※こちらは販売品となります。ご希望の方はご注文時、カート内からお選び頂けます。
※寿の塗り文字の反対側は無地になっていますので、油性マジックなどでお子様の名前と生年月日を記入してご使用ください
お参りの後は赤ちゃんの玩具としてお使い下さい。
04お母さんの服装
お宮参りの際のお母さんの服装は赤ちゃんの服装に合わせることが大切です
赤ちゃんが正式な祝い着の場合は、お母さんも格を合わせて正装にするのが正式なマナーです。
昔は五つ紋付きの黒留袖を着るのが一般的でしたが、近年ではもう少し気軽な礼装である訪問着を選ばれる方が増える傾向にあります。
訪問着の色や柄は、主役である赤ちゃんの産着との相性を考えて選ぶと良いです。
華美なデザインのものよりも、控えめでやさしい色である、淡いピンクやクリーム色、薄い水色、草色などが人気です。
産着 × 訪問着
親子で楽しむ
おすすめリンクコーデ
産着にはお母様と同じく松模様と兜、宝船を描いた勇ましい柄のデザインです。
05産着の着せ方
はじめての方でも安心写真と動画で詳しくご紹介します
How to着付け手順
How to着付け手順 動画